生命保険は「まさか」の事態に備えるもの。知識ゼロでもわかる生命保険の仕組み

私達の日々の生活に密接にかかわっている生命保険。生命保険というと、「怪我や病気、死亡などの困ったことが起きた時に金銭面のサポートをしてくれる仕組み」として理解されている人も多いでしょう。では、どうして金銭面でサポートしてもらえるのか?そもそも保険の仕組みについて解説します。

生命保険って何でお金がもらえるの?

人生において、突発的なアクシデント、予期せぬ出費はつきものです。特に、死去、病気、怪我、事故、災害などが現実に起きてしまうと、その負担は重くなりがちで、思い描いていた生活設計が台無しになったり、生活が困難になったりすることさえあります。そのため、様々なリスクに対し、自分や家族の生活を守るために、金銭的な損失に備えておくことはとても大切です。

「金銭面での損失に備える」といっても、様々な方法が考えられます。最もポピュラーなのは、貯蓄を取り崩すということです。ただ、経済的な負担が小さいようであれば貯蓄だけでカバーすることもできるでしょうが、中には大きな損失をもたらすリスクもあります。もし家族がいる場合は、自分が死去すると残された家族の負担がとても大きなものになるでしょう。そうしたリスクに対し、貯蓄だけではとても対応することができません。

そこで考えられたのが保険です。保険とは、

  • たくさんの人が少しずつお金(保険料)を出し合って仲間となり、お金をプールしておく
  • 仲間の誰かが死去や病気など、リスクが現実のものとなって損失が生じてしまう
  • 集めていたお金から一定のお金(保険金)を支払って、仲間をサポートしてあげる

という助け合いの仕組みです。こうして保険に加入し、保険料を少しずつ支払っておくことで、大きな損失が発生する場合に備えておくのです。ちなみに、この仕組みを管理するのが保険会社です。

なお、保険の歴史は古く、紀元前2000年頃には既に保険に似た申し合わせがあったという記録が残っています。この時代の保険は、現在の保険のような高度なシステムではありませんが、「賊によってモノを盗まれたり荒らされたりして被った損害は、全員で負担しよう」というものだったそうです。なお、いわゆる生命保険(怪我や病気をカバーする保険)は、1500年代に英国のエリザベス一世が作ったと言われています。

また、日本でも、江戸時代に保険の原型と言える仕組みはありました。命講(いのちこう)と呼ばれるもので、一般の人々が一定のお金を出し合って、仲間の誰かが死去したらまとまったお金を受け取ることができる制度です。近代的な保険制度を日本に紹介したのは福沢諭吉と言われていますが、仲間がお互いを助け合うという相互扶助の精神は昔から存在していたことが確認されています。

保険って具体的にどんなもの?

そもそも保険は大きく

  • 死亡保険
  • 医療保険
  • 損害保険

の3つに分けられます。このうち、死亡保険と医療保険をまとめて「生命保険」と呼ぶことが一般的です。

死亡保険は、亡くなった時に保険金を受け取ることができる保険です。もし亡くなってしまって家族が遺されてしまうことになっても、その家族の生活を支えるために備えておく目的で加入されることが多いものです。

医療保険は、病気や怪我で入院・通院・手術などの治療が必要になった時に、給付金を受け取ることができる保険です。治療のための費用をカバーしたり、治療中に仕事ができず収入が減ってしまうことに備えるためのものです。

損害保険は、何かが壊れたり盗まれたり(あるいは何かを壊してしまったり、他人に怪我を負わせてしまったり)した時の損失をカバーしてくれる保険です。自動車を運転していて事故を起こしてしまう、あるいは事故に巻き込まれてしまうとか、自然災害によって家財が壊れてしまうとか、そうした損害に備えるためのものです。

保険と一言で表現しても、保険がカバーしているリスクは多様な領域にわたります。リスクに備えて保険を検討することは大切ですが、必要のない保障を付けるとお金が無駄になってしまいます。どのように保険を選ぶとよいかということは別記事で解説しますが、「自分の日々の暮らしの中で、どのリスクにどのくらい備えるとよいか」について考えることが重要です。

生命保険に加入するってどういうこと?

生命保険に関係する人としては、契約への関わり方によって

  • 保険契約者
  • 被保険者
  • 受取人

という3者に分かれます。

  • 保険契約者とは、保険の契約をして、保険料を支払う人です。
  • 被保険者とは、病気、死亡、怪我など、保険の対象となる人です。
  • 受取人は、保険金や給付金(保険の種類によっては年金や配当金も)を受け取る人です。

3人がそれぞれ別の人でないといけないということはなく、保険契約者と被保険者が同一とか、被保険者と受取人が同一とか、3つ全てが同一人物ともということも当然可能です。

また、受取人が保険会社から受け取るお金は、「どういう目的で支払われるお金なのか」という内容によって呼び方が異なります。受取人が受け取るお金は保険金・給付金・年金・配当金に大別され、それぞれ下記のような違いがあります。

保険金被保険者(保険の対象となる人)が死亡したり高度障がい状態となったりした場合や、逆に何もアクシデントなく保険の契約が満期となって解消される場合に、保険会社から受取人に対して支払われるお金をまとめて保険金と呼びます。

死亡保険金
保険金のうち、被保険者(保険の対象となる人)が死亡した場合に支払われるお金を指します。

満期保険金
保険金のうち、何のアクシデントもなく無事に保険期間が満了となって支払われるお金を指します。
給付金医療保険において、被保険者(保険の対象となる人)が入院・通院治療などを行った時に支払われるお金を指します。
年金個人年金保険において、受取人が年金として受け取るお金を指します。

保証期間付終身年金
保証の期間中、生死に関わらず受け取ることができ、保証期間終了後は生存している限り生涯にわたってずっと支給されるお金を指します。

確定年金
年金の支払い開始後、あらかじめ決められた期間、生死に関わらず受け取ることができるお金を指します。
配当金保険は、死亡者数や運用利回り、事業費(コスト)などを予想し、必要となる保険料を決めています。ただ、実際には想定通りの数値になるとは限りません。想定と実際との差によって剰余金が生じた場合、剰余金を契約者に還元することがあります。この分配されるお金のことを配当金と呼びます。

生命保険の保険料はどうやって決まるの?

保険契約者が保険会社に支払う保険料はどのようにして算定されているのでしょうか。

そもそも保険は、多数の人からお金(保険料)を集め、そこから保険金を支払う仕組みですから、保険料が少なすぎると保険金が払えませんし、保険料が多すぎると余ってしまいます。そのため、「どれくらいのお金が必要になるのか?」を予想し、その想定に基づいて保険料を計算しています。

例えば、死亡保険の場合、保険料は、保険加入者の予定死亡率、予定利率、予定事業費率という3つのデータに基づいて算定されています。

予定死亡率保険会社は、どれだけ保険金を支払うことになりそうか?という計算をする必要があります。この計算には、死亡者数の予測が必要になり、その計算に用いる死亡率を「予定死亡率」といいます。保険は、基本的には契約する年齢が高くなると、死亡率が高くなるので、若い時期に契約する場合と比べて保険料は高くなります。
予定利率保険会社は、契約者から預かった保険料をそのまま寝かせておくのではなく、資産運用を行って、少しでも増やす努力をしています。その運用収益を見込んで、その分を保険料から割引いています。その割引率を「予定利率」といいます。予定利率は、保険の種類や契約期間などによって異なります。
予定事業費率保険会社は、保険の事業を運営するために必要となるコストを予測し、保険料に反映する必要があります。このコストの割合を「予定事業費率」といいます。

最後に

多くの人にとって、生命保険は役立つものです。ご自身の病気や怪我の治療だけでなく、残されたご家族の生活を守るためにも大切なものです。このウェブサイトで、保険の仕組みや本質を理解していただければ幸いです。

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