社会保険の基本!扶養条件・社会保険のメリット・デメリットを完全理解

正社員はもちろん、パート・アルバイトの方も加入することができる「社会保険」は、会社勤めなら当たり前に加入し、基本的にはその配偶者や子どもなど扶養に入る人もともに加入することになっています。

今回は、社会保険の基本的な知識から、どのような人が社会保険から外れるのか、社会保険に加入するための条件などさまざまなポイントをおさえていきましょう。

1.社会保険って何?

働いたり、子育てをしたり、娯楽を楽しんだり、日々社会生活を営んでいる人たちがひとつの国の中で暮らしている、それが日本です。国民の生活は「保険」によって大きくサポートされており、この保険に加入している人たちから集めた保険料が共有財産として使われています。

日本では何らかの健康保険に加入することが義務付けられており、そのひとつがこの社会保険となっていますが、一口に社会保険と言っても、いくつかの種類があります。

1-1.年金保険

前述の保険の仕組みを使って、保険料を人々から集めてまかなう年金制度です。年金保険は公的年金と私的年金とに分けることができますが、社会保険のひとつと言えば一般的に「公的年金」を指します。日本の公的年金はこちらです。

  • 国民年金
  • 厚生年金
  • 共済年金

国民年金は公的年金制度の「基礎年金」と呼ばれる部分で、これは日本国民のどの人でも加入が義務付けられているものです。対する厚生年金は、おもに会社勤めの方が加入するもので、基礎年金となる国民年金に上乗せしたかたちとなっています。共済年金は、国家公務員・地方公務員が加入する公的年金のことで、厚生年金は勤めている会社(事業主)と、勤めている本人(被保険者)とで保険料を折半して支払うことになっているのが特徴です。

1-2.医療保険

公的な医療保険制度として扱われています。協会けんぽ(全国健康保険協会)によって運営されており、日本の医療費を大きく支えている仕組みになっています。

  • 6歳(義務教育就学前)…2割負担
  • 70歳未満…3割負担
  • 70~74歳…2割負担(現役並み所得者は3割負担)
  • 75歳以上…1割負担(現役並み所得者は3割負担)

というふうに、病院にかかったときの医療費の自己負担を少なくしてくれるのが、医療保険です。

1-3.介護保険

日本の高齢化が問題視されていますが、それに伴って始まったのが介護保険法の「介護保険」です。加齢のために起こる疾病や体の変化とともに、生活をするために人の手が必要になった場合、要介護状態となった人に対して適切な保険医療サービスや福祉サービスを行うための保険制度が介護保険です。

第1号被保険者は65歳になった日、第2号被保険者は40歳になった日または医療保険に加入した日がそれぞれ資格取得日となり、介護サービスを受けるために「介護が必要な状態」であることを公的に認定してもらうことで加入手続きが行われます。

1-4.労災保険

仕事中や、仕事に向かう通勤中などにケガや病気・障害・死亡する事態が起こったとき、被害に遭った本人や家族の援護を行うために給付される保険制度です。たとえば、仕事中の作業で指を切断してしまった、営業の外回り中に事故に巻き込まれたといった、仕事に関連した事故や、作業中に気化した薬品を誤って吸い込んで病院に運ばれたなど、さまざまなパターンが想定されます。労働者の安全・衛生を守るための制度となっており、政府の管理化にあります。

1-5.雇用保険

失業時や雇用に関連した保険制度で、働いていた人が失業したときや、継続した働くことが困難になった場合に、必要に応じた給付を行う仕組みになっています。また、労働者が「職業訓練(教育訓練)」を受けた際にも給付を行い、次の雇用に向けたサポートを行うための保険制度です。

働いている兼業主婦が産休に伴う育児休業給付金を受けたり、再就職のための就職活動を行いながら一定の条件を満たして就業したりという場合、就業手当や再就職手当などの給付が行われることもあります。

2.社会保険、扶養に入るための条件について

夫が会社勤めで、妻は専業主婦という場合、妻に収入はないため夫の扶養に入ることで社会保険や年金保険にともに加入することができます。

では、妻が働いている場合はどうでしょうか。

パートで働いている場合、一定の条件を満たすことで扶養のままでいられます。まず、妻の年間収入について見てみましょう。年間収入は130万円未満の場合、夫の扶養となります。

しかし、130万円を超えてしまう、もしくは夫の年収の2分の1以上の収入がある場合、夫の扶養資格から外れてしまうため、妻が自分自身で国民健康保険や国民年金に加入しなくてはならなくなります。

夫の扶養内であれば妻や子どもの保険料は会社と折半して支払うことになりますが、扶養から外れてしまうと自分で国保の保険料を支払う必要があるため、保険料の負担がかなり大きくなってしまいます。

年間収入が130万円を超えてしまう場合、手取り額を考えると年収160万円を目指す方が結局プラスになるといいます。社会保険の扶養資格、ラインは130万円の壁ということですね。

2-1.扶養から外れたら?メリットはあるの?

もしパートで収入を得て、夫の扶養から外れることになったら、妻は自分自身で社会保険に加入する必要がありますが、これはメリットがあるのでしょうか。

まず、ひとつめのメリットとしては、国民健康保険とは違って社会保険の場合会社が保険料を折半してくれることになります。自分の負担が減るため、大きな安心が得られます。

さらに、夫の扶養内で調整しながら働くよりも、130万円の壁を気にせずしっかりと働くことで、将来もらえる年金の金額がぐっとアップします。夫の扶養内だと、妻は「第3号被保険者」という立場になりますが、これは基礎年金となる国民年金のみに加入することとなります。しかし、妻が自分で働き、夫の扶養から外れて自分で社会保険に加入する場合は、第2号保険者となるため厚生年金に加入するので、将来もらえる年金額が多くなるというメリットがあります。

3.社会保険についてメリット&デメリットまとめ

社会保険のメリットは、国民健康保険とは違って保険料を毎月勤め先の会社と折半して支払っているため、保険料の自己負担が少ないという点です。

デメリットとしては、厚生年金や健康保険といった社会保険料が大きくかかってしまうため、毎月の給与から社会保険料が差し引かれたときに額を見てみると、かなりお財布を圧迫していることがわかることです。健康保険や年金、雇用保険料など複数の項目がありますが特に厚生年金は保険料が高く、決して安いものではありません。つまり、毎月の給与から手取りが大きく減ってしまうということです。

ただ、国民健康保険とは違い、社会保険の場合は扶養する人数が増えても保険料の負担は変わりません。国民健康保険は扶養家族が増えれば増えるほど保険料もどんどん増えていくため、大きな違いでありメリットでもあります。毎月給与から差し引かれてしまうものの、自動的にしっかり保険料が納められているため、払い忘れなどがないこともメリットだと言えるでしょう。

4.まとめ

社会保険は、病院に行く際に利用する公的医療保険だけでなく、雇用保険や労災保険といった、人々の暮らしを守るための制度です。

保険料の負担は決して小さいとは言えませんが、それでもこの保険料が今もなお多くの国民を支えていることは事実です。

時間や収入の制限を気にせずしっかり働きたいと考えている主婦の方は、夫の扶養から外れることを考え、事前に手取り額がいくらになるのか・毎月支払う社会保険料はいくらになるのかを念頭に、より良い計画を立てていくと良いでしょう。

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