団体信用生命保険って何? どんなものなのか、種類や注意点を徹底解説!

戸建てやマンションを購入する際、多くの人が利用するのが住宅ローンです。団体信用生命保険、通称「団信」と呼ばれるこの保険は、住宅ローンを組む際に一般的な金融機関からは必ず加入するように義務付けられています。

では、この団信はなぜ必ず加入が必須なのか、そもそも団信とはどんな保険なのか、その種類や注意点を見ていくことにしましょう。

1.そもそも団体信用生命保険とは?

団体信用生命保険、いわゆる団信は、金融機関を保険金受取人とする保険で、被保険者は住宅ローン契約者です。住宅ローン契約者が万一死亡したり、一定の高度障害状態になったりしたとき、団信の生命保険会社が住宅ローン契約者に代わって、住宅ローン残高に相当する保険金を金融機関に返済する保険契約のことをいいます。

一般的な生命保険は、被保険者が死亡または一定の高度障害状態になったとき、保険金は家族が受け取ることがほとんどですが、団信の場合は保険金の受取人が金融機関になっており、住宅ローンの特化した生命保険だともいえます。

住宅ローンは非常に高額であり、しかも長期にわたって返済していくものです。住宅ローンの契約者に万一のことがあると、遺された家族のもとには大きな借金が残ってしまいます。万一の際に家族が安心して暮らしていくためにも、団信への加入は必須といえるでしょう。

2.団信の4つの種類

住宅ローンを抱える人にとって頼りになる存在の団信は、大きく分けて4つの種類があります。ひとつずつ詳しく見ていきましょう。

2-1.機構団体信用生命保険(機構団信)

機構団体信用生命保険(機構団信)は、住宅金融支援機構提供の住宅ローン「フラット35」に付属している団体信用生命保険(団信)です。満15歳以上、満70歳未満が対象で、保障は最長満80歳まで続きます。なお、加入は任意となります。また、配偶者が連帯債務者である場合は夫婦での加入も可能です。

2-2.信用保証協会団体信用生命保険(保証協会団信)

信用保証協会団体信用生命保険(保証協会団信)は、一般社団法人全国信用保証協会連合会が提供している団信です。加入は2019年4月から拡大され、満20歳以上、満71歳未満の方となりました。なお、加入は機構団信と同じく任意です。

2-3.中央労働銀行団体信用生命保険(ろうきん団信)

中央労働銀行団体信用生命保険(ろうきん団信)は、中央労働金庫が提供している団信です。中央労働金庫は「ろうきん」の愛称で呼ばれることが多いのでご存知の方もいらっしゃるのではないでしょうか。

中央労働金庫の団信は、住宅ローンに付保されているため加入は強制です。団信の保険料は金利に含まれているため、別途保険料の支払いはありません。また、配偶者が連帯債務者の場合は、夫婦で加入できる「夫婦連生団信」もあります。

2-4.一般金融機関の団体信用生命保険

一般の金融機関が団体信用生命保険を提供しており、加入は必須です。金融機関によってさまざまなプランが用意されています。

2-5.団体信用生命保険の保障内容は魅力的?

団体信用生命保険は、前述の通り基本的には死亡時、高度障害状態になると、以後の住宅ローンは保険会社が債務者に代わって住宅ローンを返済する保険です。基本保障に加え三大疾病保障団信や、最近では七大疾病保障、八大疾病保障なども登場しており、各金融機関が債務者の負担を減らすために、さまざまな保障をつけて提供をしています。

一例をあげると、じぶん銀行の「がん100%保障団信」は、がんと診断された場合や、すべてのケガや病気が原因で180日以上継続して入院した場合に、住宅ローン残高相当額の100%が保険金として支払われます。また、同じくじぶん銀行の「11疾病保障団信」は、10種類の生活習慣病、またはがんと診断された場合にも住宅ローン相当額の100%の保険金が支払われるのに加え、がん診断給付金まで支払われます。

このように銀行各社は充実した保障を次々と追加して提供していますが、詳細をよく読んでみると基本的な保障以外は、厳しい条件があります。たとえば、先ほどのじぶん銀行の「がん100%保障団信」では、すべてのケガや病気で保険金がおりる条件は「180日以上の入院」となっています。

しかし、公益社団法人 生命保険文化センターによると、退院患者の平均在院日数は31.9日となっており、じぶん銀行の保険金支払い対象である「180日以上の入院」とはかけ離れています。また、同じく生命保険文化センターによると、胃の悪性新生物による平均在院日数は平均19.3日、脳血管疾患でも89.5日となっていますので、180日以上の入院という支払い条件は非常に厳しいと言わざるを得ません。

また、団信は保険ですので保障が手厚くなればなるほど、上乗せされる保険料も加入者の負担となります。手厚い保障は大変魅力的に感じますが、保険料や保障の内容など、詳細まで確認すると実は一般的な生命保険で保障を確保しておくほうがお得になるケースもあります。

住宅ローンは大変負担の大きなものですので、団信に寄せる信頼とともに充実した保障を求める気持ちは誰にでもありますが、保険料と内容を確認した上で加入検討するようにしましょう。

3.団体信用生命保険の注意するべきポイント

団体信用生命保険に加入する際、知っておきたい注意するべきポイントを確認しておきましょう。条件によっては団信に加入できなかったり、ムダな保険料を支払ったりする場合があります。

3-1.健康状態次第では加入できない

団体信用生命保険も生命保険の一種ですので、加入時には健康状態を告知する必要があります。そのため、健康状態次第では加入を断られる可能性もでてきます。そのため、住宅ローンの借り入れ条件が団信への加入となっている場合は、住宅ローンそのものが組めなくなってしまいます。

その場合は、健康上の理由で団信に加入できないときでも住宅ローンが組めるフラット35の利用を検討すると良いでしょう。ただし、団信という保険がないのですから、生命保険でリスクへの備えをすることが必要です。

3-2.生命保険の重複でムダな保険料を支払っていないか

団体信用生命保険は、これまで述べてきたように住宅ローン契約者に万一のことが合った場合には、住宅ローンを免除してもらえる保険です。そのため、生命保険に加入の際に住宅ローン返済不能による保険金を設定していたのであれば、団信と保障が重複していることになり、ムダな保険料を支払っている可能性があります。

生命保険は生活を支える大切なものですが、団信に加入した時点で重複している可能性があるなら見直しをする必要があるでしょう。

3-3.団信ですべてのリクスは保障できない

団体信用生命保険は、住宅ローン契約者に万一のことがあれば保険でローンが免除になります。しかし、住宅ローン契約者が長期間働けない状態になってしまっても、住宅ローンを肩代わりしてくれるものではないのです。

会社員であれば有給休暇や最長1年6ヶ月の傷病手当金などの保障がありますが、それが終わってしまえば保障はなくなります。住宅ローンのような大きなローンを組むなら、収入減のリスクに備えるためにも就業不能保険への加入を検討しておきましょう。

4.まとめ

今回は団体信用生命保険とはどのようなものか、その種類や注意点を解説してきました。団信は住宅ローン契約者に万一のことがあって返済が困難になっても、住宅ローンは保険で免除されます。住宅ローンは金額が大きく返済期間も長くなっています。各金融機関では、さまざまなタイプの団信を用意していますが、住宅ローンを組む際には自分にあった団信に加入するとともに、保険料のムダがないか見直しを考える必要があるといえるでしょう。

検索してお金の悩みは解決しましたか?

・自分にピッタリの生命保険を選んで加入したい
・現在加入中の生命保険の内容で大丈夫か確認したい
・保険料を節約したい
・どんな生命保険に加入すればいいのか分からない

生命保険や資産運用についてお悩みなら、ぜひ無料相談をご利用ください。
ネットで検索するよりも簡単でサっと解決!お客様にとっておトクになるアドバイスを提供します。

無料相談はこちらから

お名前必須

ご住所必須

お電話番号必須

メールアドレス必須

ご希望の連絡方法必須
メール電話

ご希望の相談方法必須
対面(弊社オフィス)対面(お客様ご希望の場所)* ご希望に添えない場合があります電話ウェブ会議(Skypeなど)

性別必須
男性女性無回答

年齢必須

職業必須

現在や将来のお金のことで気になるものは?(複数選択可)必須
老後の備えについて病気やケガの備え方教育資金を賢く貯める方法住宅ローンなど大きくかかる固定費の見直しについて保険料を節約する方法今の保険が自分にあっているかどうか様々な貯蓄方法資産運用全般について

既に加入している保険がわかる画像やPDFを添付任意

※簡易診断に利用致します

最新情報をチェックしよう!
>保険や資産運用の無料相談

保険や資産運用の無料相談

難しい保険や投資のお悩みを、ネットで検索するよりも簡単に解決!わかりやすく丁寧に、お客様にとっておトクになる最適なアドバイスをご提案します。 無料なので、お気軽にご相談ください(相談は対面・電話・ウェブでも可能です)